税理士の3つのマーケティング戦略
だれからの紹介なのかが大事
木田信也(以下、木田): 一般的にはあまり知られてませんが、税理士の方は普段どのように新しいお客様をみつけてるのですか?
菊池亮太(以下、菊池):おもに3つのマーケティング方法があります。1つはWeb戦略でいわゆるホームページなどを使って知ってもらったり集客したりします。2つ目はご紹介で、既存のお客様や協業している他士業の方または保険会社の営業マンの方からご紹介頂きます。3つ目は少し古典的ですが起業のタイミングなどで経営者の方へ直接DMを送ったりします。
木田: 菊池先生ご自身はこの3つの方法の中で、どれに一番注力されていますか?
菊池 : そうですね。私の場合は2つ目のご紹介です。他の方法に比べて信頼できるお客様や仲間からの紹介なので安心感があることと紹介者の影響力もあるのでお客様自身が真剣な方が多いです。現在はインターネットの普及で情報過多となっておりお客様は数多くの士業の中で一体、何を基準に誰を選べば良いかわからなくなってます。こんな時代だからこそネットの情報も良いですが自分がリアルに繋がっている信頼できる人からの紹介というものが最も安心できるのではないかと思っております。
木田: なるほど。選択肢が多く自由に選べる時代だからこそ「信頼できる人の紹介」というものが大きな付加価値となりますよね。